2011年11月8日の毎日新聞に「がん細胞 近赤外線で退治 日本人研究者ら マウス実験8割効果」という記事が掲載されていました。
がん細胞のタンパク質に結びつきやすい「抗体」に近赤外線を照射することで発熱する化学物質を取り付けて「熱」でがん細胞を消滅させるという仕組みだそうです。がん細胞は熱に弱いことはよく知られています。がん細胞は42度で死滅しますが、人体は42度のお風呂に入ってもやけどすらしません。この理由としては、がん細胞は単純に周囲の血管などと繋がっているだけでいわゆる「突貫工事」で、これに対して人体の細胞は温度によって拡張したり収縮したりと各細胞としっかり連絡を取り合っているからです。
生きるため、動くためには他の細胞と連絡しあってなるべく正常な状態に近づけるようにしている生体反応。このことから、体に出るあらゆる症状はその部分だけの問題ではないということが推測できます。だからこそ、症状を症状だけで見るだけでなく「どこから悪くなっているのか?」ということを探さなくては体は治っていかないし、そこは本来治さなければいけない場所でもあります。そういう所を、診て行かなければならないのが、これからの医療の方向ではないでしょうか?
文:快信整骨院(堺院)院長 川畑裕範
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