せきやくしゃみが出やすい人の改善法


今回の動画

整体では、肺はとても重要な役割を担っていると考えています。肺は肋骨に取り囲まれていますが、その背後には肩甲骨があり、下には横隔膜があります。健康な肺、強い肺であれば、そういった周囲の骨や組織をきちんと押して支え、自然と背筋の伸びた姿勢になるのです。

しかし、肺が弱ってくると、だんだん前かがみになって肋間が狭まり、肩が落ちてきます。その状態が続くと、筋肉がそのまま硬直し、肺と心臓を圧迫した状態が続くことになってしまうのです。しかし、多少の圧迫であれば、肺は自ら元に戻ろうとします。その動きがせきやくしゃみという現象です。

なので今回は、せきやくしゃみが出やすい人の改善体操を紹介します。

(手順)

① あお向けに寝て両足を肩幅に開き、両手のひらを向かい合わせる。ひじを伸ばしたまま両腕を、正面から頭上までゆっくり上げていく。

② 手の指先方向に腕を伸ばし、そのまま手のひらを外側に向ける。このとき肩甲骨も動いている。足はかかとを下へ突き出すようにして、アキレス腱を伸ばす。左右交互に小さくゆっくりと2~3回伸ばす。

③ 肩甲骨を背中の中心に寄せるように意識しながら、両腕を扇を開くように左右に開いていく。どこかで引っかかりを感じたらそこで止め、指先方向への伸びを左右交互に行なう。

④ 再度、腕を頭上へと閉じていく。ここでも肩甲骨を寄せるように意識しながら行う。引っかかりを感じたらそこで止め、指先方向へ伸びを行う。

⑤ ひじを外側に張り出すようにしながら、できるだけ直角に曲げ、そのまま弧を描くように下ろす。このとき、ひじは直角になる。そのまま、上腕を体に近づけていく。

⑥ 手首、足首に力が入ったまま完全に腕が体についたらひじを伸ばし、「気をつけ」の姿勢に。そのまま2~3呼吸する。

⑦ 全身の力を抜く。手首、足首もこのときに脱力する。

以上です。

動画も参考にしながら、ぜひお試しください。




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