11月ももう終わりですけど、体の反応から言えば、そろそろ真冬に耐える為の体へと、変化してくる時季です。寒くなってくると、体の左右差が大きくなって、捻れる傾向があります。骨盤が捻れると、腰痛を引きおこす人もいるので要注意です。
この体の左右差が大きくなると、風邪をひきやすくなりますが、風邪をひき終わると、体の左右差も捻れも元に戻ります。風邪は体をリセットするという働きもあるので、一害に悪いことだとは言えないのです。
この時季、気を付けたいのは、体に冷えを入れないことです。手足の冷えも辛いけれど、問題なのは、お腹が冷えることです。お腹が冷えると、自ら体を温める機能が低下するので、体調を崩す恐れがあります。真冬に備える為に、寒さにもストレスにも力強く反応する体をつくりたいものです。
その為には、胸椎11番の弾力がカギになります。まぁ、ややこしいことはおいといて、とにかくこの時季、意図的に「伸び」をして下さい。伸びは胸椎11番の硬直をほぐす作用があります。
寝る前の伸びは、リラックスをさそい、日中は、気合いを入れることが出来ます。これも、胸椎11番の働きなのです。参考にして下さいね。