痛み、しびれがあるのに「悪い所は無い!」と言われたら、その時どうしますか?


「不定愁訴」という言葉を聞いたことがあるけど、なんだか意味が分からない!という方も多いのです。
読み方は「ふていしゅうそ」と言って、簡単に言うと原因不明の痛みやしびれなどの事です。

原因不明と聞くとなんだかやっかいな症状と感じてしまいますが、この場合は、「どこにも悪い所がない。」というのが特徴です。なんせ悪い所が検査をしても出てこないのですから、説明のしようがないのです。

しかし、身体の不調は「体感」しているので、「なぜ?」と考えて行くうちにどんどん悪化していくような気持ちになります。これは、子供のころに夜が怖い。暗闇が怖い。と思えてくるのと同じで見えない・分からないは不安をあおってしまう元凶です。

この不定愁訴にもいくつか種類があります。
①痛む所が次から次へと変わっていく。
②しびれが軽くなったり強くなったりと波がある。
③日によって体が重だるくなる。

こういう症状が主にある方は、不定愁訴の可能性がありますが、原因が無いわけではないので安心してください!例えば、しびれでも表面がビリビリ感じる。触るとしびれが増す。といったようなものであれば神経が敏感になっている、歯でいうと「知覚過敏」に似た状態です。痛む場所が変わったり、やたらと重だるさを感じるのも、一つは神経のつまり方がその時によって変わっているので、強くつまりがあれば、それなりに痛みやしびれを感じ、神経のつまっている所が多ければ重だるく感じるのです。
ヘルニアではないけども、ヘルニアに近い「予備ヘルニア」みたいなものです。

神経の過敏を落ち着かせることが、まず大切です。

痛みやしびれがある所を、手の平でやや強めで押したまま指先や足先に向かってさすっていきます。
これを、徐々に軽くしていきます。最後は皮膚からちょっと浮かした状態で、手のひらの温度を感じるようにしていくと神経が落ち着いてきますので、継続して行うことをおすすめします!
動画:身体がビリビリ・ズキズキとよく分からない症状がある時の対処法

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