痛風は、患者さんが美食家に多くいたことから、かつてはぜいたく病などといわれたことがあった病気です。一般的にはこの病気はホルモンの関係から男性がかかることが多いです。
痛風の症状の特徴は、突然発生する関節(主に片足の親指のつけ根など)の激しい痛みで、痛風発作といわれるほどの激痛です。この痛みは血液中の尿酸という物質が異常増加し、過剰になったこの尿酸が関節にたまり炎症を起こすことによって発生します。
整体では、痛風の人は心臓に関係する胸椎4番と腎臓に関係する胸椎10番に異常があると考えられ、原因を血液を全身に送るポンプの役目を果たす心臓の働きが弱ってきて、血液が足の指などの末端部にまでうまく流れなくなってしまったためと考えられます。
痛風の治療ではまず、関節にたまった老廃物・尿酸を体外に出してやらなければなりません。そのためには、「指骨間の溝そうじ」をおこなうといいでしょう。その後、「足湯」をすると効果的です。
(手順)
① 足の指の間に両手の親指をあてます。
② 指の間の溝をそうじするように関節を広げます。
以上です。
ポイントは、ただ指の間だけを押し広げるようにするのではなく、関節のつけ根のほうの骨まで意識して広げて下さい。
朝・晩1回ずつでOKです。
かんたんなので、ぜひお試しください。