貧血は多種多様?


 

なんとなく体調がすぐれない時は貧血かも知れません。少し医学的に言うと、貧血とは、血液中の

赤血球が基準値よりも減少した状態で、赤血球の役割である酸素の運搬が追いつかず、体内の

細胞が酸欠状態になることを言います。貧血の中で最も多いのが鉄欠乏性貧血で、赤血球の

原料となる鉄分やタンパク質、ビタミンB12、葉酸などの不足によって赤血球の生産量が低下して

起こります。最初は顔が青白くなるなどしますが、はっきりと自覚症状を感じるほどではありません。

しかし放っておくと動悸、頭痛、耳鳴り、手足が冷たくなるなどの自覚症状が出始め、さらに重症化

することもあります。貧血のケアとしては身体を温めることが大切です。貧血は身体の酸欠状態

ですから、全身の細胞に少しでも多くの酸素を供給できるよう、身体を温めて血行を促進しましょう。

気をつけたいのは、貧血はタイプにより対処法が大きく違うことです。鉄分の摂取でケア出来るのは

鉄欠乏性貧血だけ。赤血球が生産されない、赤血球が破壊されている、体内で継続的に出血が

起きているなど、まったく別の原因による貧血もありますので、その場合は病院に行った方が安心

です。→「ならないぞ、貧血には」

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