運動をしなくても食べた分のエネルギーを消費できるのは20代前半まで、と一般的に言われて
います。それ以降、基礎代謝は低下し、余分なエネルギーは体脂肪として身体に蓄積されます。
脂肪がたまりやすく、最も気になるのがお腹まわりです。すぐ近い周りに骨が無く、意識して
動かさないと負荷がかかりにくいため、ダイエットしてもなかなか落ちにくい場所なのです。ダイエット
時の食事は脂質と夜の炭水化物は少なめにして、代謝を上げるタンパク質は多めに摂るのが理想。
また、食物繊維は噛む回数が多くなるので早食いが防止でき、満腹感がある割には太らず、便秘も
防げます。食事の時間帯や回数も気をつけたい所です。睡眠時の代謝量は基礎代謝量より低く、
栄養が吸収されやすいので、就寝前の3時間以内に食べるのは危険です。翌朝、胃がもたれて
朝食を抜いてしまうと、次の食事までの間隔が長くなり、身体は余分に脂肪を蓄えようとする、という
悪循環にもなりかねません。食事は1日3回にして、1回の量を減らすことを心がけましょう。