慢性疲労を解消して、ヒップアップした体形にする方法


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慢性疲労は、常に疲労感がある状態のことで、疲れが取れずからだの中に残ってたまってしまうことです。疲労といっても、肉体的なものも精神的なものもあり、さまざまです。

整体では、慢性疲労は極端に体力や持続力が不足しているために、からだから疲れが抜けていかないことで起こると考えています。この疲労感は、誰もが経験することなのですが、慢性疲労の人はこれを自分で取ることできません。つまり、からだが硬直してしまっているので、疲れを逃がすための筋肉をゆるめる働きが弱っているのです。

疲労にもよいものと悪いものがあり、よい疲労であれば横になるとすぐに眠りにつけるので、疲れは睡眠によって取れます。一方、悪い疲労はからだ全体もしくは一部、または心が極端に疲労するもので、疲れすぎて眠れない、いくら寝ても疲れが取れないということが起きてきます。

そこで今回は、慢性疲労を解消するために、体力のある正常なからだに戻す呼吸法を紹介します。この呼吸法は、下腹まで深い呼吸を誘導することで下丹田の力を充実させ、腰椎や骨盤に活力を与え、ヒップアップした弾力のある体形をつくる呼吸法です。

(手順)

① 目を軽く閉じ、あおむけに寝て足を肩幅に開きます。

② お尻の下に手を入れ、お尻を頭のほうに引き上げて、腰の部分がアーチ状になった状態をつくります。

③ みぞおちがゆるんで、弾力があるか手を置いて確かめましょう。

④ 恥骨から指3本分上にある下丹田の位置を確かめ、中指を軽く起きます。息を大きく吸い、息を吐きながら下腹をふくらせます。

⑤ 下腹部を60~70%までふくらせたまま、胸から上だけを使って浅い呼吸を繰り返します。この状態を、慣れないうちは30秒前後、慣れてきたら2~3分耐えるようにします。(吸った息を下腹に下ろさないようにします)

終えるときは、大きく息を吸い、ゆっくり全部吐きながら、全身の力をゆるめます。呼吸が落ち着いたところで、息を吐きながら、閉じていた目を右目から片方ずつ開いて終わります。(呼吸法がうまくいったときは、終えた後の次の呼吸が下腹に自然に入るのがわかります)

以上です。

寝る前や目覚めたときに、1日1~2回おこなうことを習慣にしてみてください。





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