ギックリ腰でやってはいけない3つの事


季節の変わり目には、様々な不調が出てきます。
その中でも腰痛は、気温の変化に敏感に反応したり、疲れの蓄積が表に現れたりする時に多くみられます。
特にギックリ腰は、なってしまうとしばらくの間、激痛に襲われまともに動くことすらできない状態にもなり、日常生活にとても影響します。

ぎっくり腰で気を付けたい3つの事

コルセットを1日中着けてはいけない!

腰が痛いとコルセットを付けるという方も多いのですが、「痛みがあるうちは寝る時も付けている」は体にとってはあまり好ましくないのです。長時間お腹を圧迫するコルセットは、内臓の動きが悪くなったり、血流が悪くなる恐れがあります。さらに、腰の筋肉を使わないようにする為、何日も装着していると筋肉が低下して「コルセットが無いと腰に不安感がある。」などコルセット頼りになり、腰の痛みが無くても着けていないと不安になってしまいます。

腰を冷やしてはいけない!

「ギックリ腰になると炎症があるから、冷すと早く良くなる。」と思っている方も多くいますが、これは全くの間違いです。確かに炎症は起きるのですが、体温以下にするのは返って炎症を悪化させます。この時の炎症は、筋肉や靭帯などの壊れた細胞が少しでも早く新しい細胞に入れ替わる為の反応なので、冷やすと細胞の再生が遅くなって痛みが治り難くなります。この場合は、温める事も冷やす事も必要ないのです。炎症が落ち着く3日後くらいから、少しずつ温めるのが一番体に良いことです。

無理に動かさない!

寝起きや立ち上がる時に痛みがとても出ますが、無理に動かさず動きやすい体勢で動くことがポイントです。無理にまっすぐしたり、痛みを我慢して起き上がろうとすると、またギックリ腰になってしまう可能性があります。また、痛めた腰をマッサージをしたり、牽引などで引っ張ったりするのも危険なことです。

ギックリ腰は、筋肉が緩んで力が入らない状態です。ほぐす、伸ばすは神経を痛める危険性が高いのです。寝起きは特に力が入らないのでゆっくり慎重に起きましょう!
ですが、事前に予防することで防ぐことができますし、腰のだるさや動き難さなど体にサインが出てきますのでそれも見逃さないように体の変化に注意をしているのも予防につながりますよ!
動画:ギックリ腰予防体操

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