腰痛の原因はさまざまで、ちょっとしたからだの不調が腰の痛みになることもあります。食べ過ぎから腸が疲労を起こしてぜん動運動がスムーズにいかなくなり、腰が痛くなってしまう人も少なくありません。
特に習慣性の腰痛は、腰椎の1、4、5番に異常が起きて痛みが発生しますが、腰の骨は、内臓のさまざまな神経と関連があるために、原因の特定はなかなか困難です。ひとついえることは、人間の腰はバネ状になっていて、このバネが反ることによって腰が立ち、からだを支えることができます。習慣性の腰痛は、このバネが弱くなり、背骨のS字カーブが保てなくなったことで腰椎に負担がかかり起こるのです。
なので今回は、習慣性の腰痛やぎっくり腰などの急性の痛みにも効果のある方法を紹介します。
(手順)
① 親指を背中側にあて、残りの指でわき腹の前を押え、硬さを確かめる。肋骨と腸骨の間に指が3本(人差し指、中指、薬指)入るのが正常です。
② 親指をわき腹の前に添えて残りの指を後ろに当てます。
③ ゆっくりと手が外れるまでわき腹を引っ張る。これを4~5回繰り返す。その後、少し休憩を入れ、再度4~5回引っ張る。
限界まで緊張させて解放することで自然にゆるみ、良好な状態に戻ります。
以上です。
動画の参考にしながら、ぜひお試しください。