現在、膝の不調を抱えている中高年は1000万人以上と言われています。痛みや動きにくさなどの症状の改善・予防には太ももの筋肉を鍛えることや関節の柔らかさを保つことが不可欠です。その太ももの筋肉とは大腿四頭筋のことを言います。
膝には体重を支え、曲げる、伸ばす、ひねる、保持するなど日常の動作に必要な脚の動きをコントロールするため常に負担がかかっています。加齢とともに膝の関節の軟骨がすり減ったり、柔軟性がなくなったり、強度が低下したりします。
それを防ぐために必要なのが大腿四頭筋の強化です。大腿四頭筋は人体で最大の筋体積を誇る筋肉ですが、年齢と共に筋力低下・萎縮が起こりやすい筋肉でもあります。したがって早い段階で大腿四頭筋を強化しておくことが膝の痛みを予防することになります。
大腿四頭筋は大腿直筋、内側広筋、中間広筋、外側広筋の4つの筋肉からなる人体で最も大きな筋肉です。また骨盤から膝の関節を繋ぐ筋肉なので姿勢保持などにも欠かせない筋肉です。しかしながら普段からトレーニングなどで使ってあげないと弱りやすいので定期的に鍛える必要があります。
そこで簡単な運動方法を紹介します。
大腿四頭筋の働きは主に膝を伸ばす時に使われるのでその意識と図に示してあるようなイメージを用いてトレーニングをするとより効果的です!是非、お試しください!