今日は、頭蓋骨と骨盤と呼吸との関係性についての話です。頭蓋骨も骨盤も実は呼吸によって開いたり閉じたりして、常に動いているのが正常なのです。
頭蓋骨は1枚の骨ではなく、数種類の骨がつなぎ合わさって出来ています。心静かに手の平で軽く頭をつつみ込むように触れると分かると思いますが、吸う息で頭蓋骨が広がり、呼く息で頭蓋骨が締まっていく感じがするはずです。骨盤はこの逆で、吸う息で閉まり、呼く息で広がります。
呼吸によって、このように常に動いているのが普通、正常なのですが、歪みなどによってロックがかかった状態になると、呼吸はしているけど動けない状態なので、それが頭蓋骨なら頭痛の原因になったり、骨盤なら生理痛や内臓機能の低下の原因になったりします。
また、脳から脊髄全般にかけて脳脊髄液という脊髄に栄養を与えている液があるのですが、その循環も悪くなるので、全身調子悪いみたいな感じにもなります。
もし、頭痛が頻繁におきるとか、いつも内臓の調子があまり良くないと感じる方は、一度、体の調整をしてもらうことをおすすめします。