今日は、「食欲の秋」についてです。
「食欲の秋」という言葉の解釈って、「涼しくなってくるので、胃腸も快調になって食欲がでてくる。だから、ついつい食べ過ぎてしまう。」
皆さん、そうおっしゃいますが、実は違うのです。
ついつい食べ過ぎてしまう原因は、実は冷えにあるのです。
夏から秋に変わる時、つい油断して、気付かないうちに、急に冷えを体に入れてしまいます。そうすると、胃腸の働きは鈍くなります。
皆さん、よく食べられるから胃腸の調子が良いと思われがちですが、実は逆で、冷えで胃腸が鈍くなるので、食べ物を入れて強制的に胃腸を動かすことが気持ちよく感じるのです。だから、食べたくなるのです。
これが、体側から見た「食欲の秋」の本当の理由です。
実際は、冷えで胃腸が鈍くなっているのですから、あまり食べ過ぎないほうが体にはいいのです。食べ過ぎると、余計にお腹が膨って、さらに冷えやすい体になり、悪循環になりますので要注意です。
じゃあ、食べ過ぎるのを抑えるにはどうすれば良いのか?
その方法は来週お話します。