近くのものはよく見えるのに、遠くのものがよく見えない状態を近視といいますが、ものを見るときに目を近づけ過ぎたため、近くにピントが合ったままの緊張状態が続くことを仮性近視といい、近視が一時的に起こった状態をいいます。
整体では、目の異常は腰の異常、骨盤のゆがみから起こると考えます。つまり、本来の骨盤は左右のバランスがとれているものですが、右または左のどちらかが下がったり、開いてしまっているのです。
仮性近視は仮の近視なので、早めに適切な治療法を行えば治すことができます。
なので今回は、腰と関係の深い股関節の体操を紹介します。
(手順)
① 正座の状態から、両手を床について片脚を後ろに伸ばします。(曲げているほうの足をできるだけ前に出すと、後ろの足が伸びます)
② 伸ばしている後ろの脚の股のつけ根に体重をかけ、10~20秒同じ姿勢を保ちます。(体重をかけることで、上体が多少傾いてもかまいません)
③ 体操の効果をもっと強くしたいときは、つま先を外側に向けます。(からだが硬くて足が後ろに伸びない人は、外に開いてもいいです)
以上です。
これを、左右1セットとして2セットを1日2回してみてください。
かんたんなので、ぜひお試しください。