頭で感じているリラックスと、
体が感じているリラックスには
実は、ちょっとズレが出てくることがあります。
「ストレス」だから、感じるのは頭でしょ!
と言われそうですが、
例えば、
肩こりでマッサージを受けている時は、
気持ちよさを感じリラックスしていると思います。
しかし次の朝、揉み返しになったらどうでしょうか?
おそらく、その日一日憂鬱な気持ちになるはずです。
矛盾の出現
====================
脳内では気持ちいい。。。
リラックスしていると感じているのに、
体では過剰刺激によって
ダメージを受けている事になります。
====================
動画:筋肉を適正にするだけでリラックスできる体操
体に少々悪いと分かっていても、
「おいしいから」と思うだけで、
ついつい食べてしまうものです。
『脳では快楽を得ているが、体にはストレスを与えている。』
という矛盾が成立するのですが、
これは、脳が先行して物事を考えてしまうからで、
体の反応は後回しになってしまいます。
脳と体の反応の差が大きかったり、回数が多くなると
自律神経まで影響を及ぼし、過食や拒食気味になったり
精神状態が不安定になってくる事もあります。
安静リラックス時に出てくる有名な脳波に
「α波」がありますが、必ずしも体に良いものに
反応しているとも限らないということです。
大切なのは、
体と脳のお互いが、リラックスと感じるのに差が少ない事をするです。
体にも脳にも「このぐらいの刺激ならあまり問題ない」など
『ちょうどいい中間地点』でリラックスをしているのが
精神衛生上にも肉体的にも最も安定していると言えます!