よくお腹が痛くなる時期として、1月、2月が上げられます。
理由は、インフルエンザや風邪などによる、菌やウイルスが
胃腸まで達して起きる現象。
そして、体が冷えることによって起きるものがあります。
体の免疫が正常に働いていれば、
菌やウイルスが入ってきても、速やかに排出するための
反射として、お腹が痛くなります。
これは、正常な事なので悪くないのです。
しかし、冷えてお腹が痛くなる場合は、
『胃や腸の働きが弱くなる』のを防ぐ役割。
腸内環境の維持と、消化吸収を正常に保とうとする
反射です。
一見、正常な反射に思えますが、
これが頻繁に繰り返されると、腸内の粘膜や善玉菌など
腸内にとって必要な物まで排出されてしまいます。
これは、まさに「感染して下さい!」と言っているようなもの。
胃腸を保護する粘膜が少ないという事は、
風邪の菌やノロウイルスなどの「悪さをする菌やウイルス」が
より体内に侵入されやすい状態なのです!
お腹に手を当てて温めると、痛みが治まるときは
冷えからの影響が強く、
よくこのような状態になる人は、
下半身から冷えてしまっています。
こうなってしまうと、お腹だけ温めても
すぐに冷えて効果が上がりません。
まずは、足の冷えを取ることで、血液の循環を良くして
お腹に冷えが入らないようにしましょう。
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では、そのやり方をご紹介します!
- 足の中指と人差し指の間を押して刺激をします。(これを1、2分ぐらい)
- 次に足のスネの外側を下から上に向って押していきます。(3回ほど繰り返す)
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お風呂に入りながら行うと、より効果的です。
また、生理痛がひどいという方も、「冷え」が関係していますので、
このやり方も試してみて下さい!