虫歯以外で歯が痛く感じる場合は、
歯茎に問題があることが多く、「歯槽のう漏」や
歯茎の炎症が目立ちます。
歯茎は、筋肉と同じようなもので、
緊張したり緩んだりして、歯のクッション的な役割もあります。
しかし、歯茎が緩み過ぎてしまうと
「歯」がグラグラして抜けそうになったり、
歯と歯茎の隙間から、バイ菌が侵入して
炎症を起こしたり、それこそ歯槽のう漏の原因にもつながります。
この歯茎の緩みの原因の一つとして、
「食いしばり」や「歯ぎしり」が関係していて
物を食べている時は、「噛む」という動きが
断続的に歯茎に圧が加わりますが、
食いしばり、歯ぎしりは、噛む動作よりも長時間にわたり
圧がかかります。
これにより、歯茎にはとてもストレスがかかってしまい
疲れやすく、血行不良なども起きやすい環境になる事で、
歯茎が弱ってしまうのです。
そして、歯茎にストレスをかける「歯ぎしり」「食いしばり」は
顎の関節のズレが関係していることが多く、
スムーズに顎が開かないことが、顎周りの筋肉に疲労をもたらします。
これが、噛み合わせを悪くしたりする原因にもなるので
注意が必要です!
この疲労をなんとかしようと、歯ぎしりや食いしばりで
『顎の関節のつまり』を改善しようとします。
顎の関節にとっては、良いことにはなりますが、
歯茎にとっては、負担になっていたのです、、、
このような負担を軽減するためにも、
顎の関節のズレを改善する体操をご紹介します。
- 頭の後ろで手を組みます。
- そのまま両肘で顎をグッと挟みます。(10秒ほど)
- 力を抜いたら今度は奥歯をグーっと噛みます。(5秒ほど)
※ これを3〜5回繰り返します。
顎関節症や顎の開きで悩んでいる方も
ぜひ試してください!