猛暑と毎年言われている、最近の夏です。
熱中症のことが多く取り上げられ
「水分補給」「塩分補給」が大切だと
しつこいほどよく言われます。
- 「水分不足」
- 「塩分不足」
- 「体の冷え過ぎ」
この3つの影響で、夏場は体力をうばわれると、
「しんどい」「だるい」「やる気がでない」という体になります。
しかし、体力を消耗するのは、この3つだけではなく、
暑いと感じると汗が出て、体温を調節するのは有名ですが、
汗以外に『呼吸』よっても体温を調節している 部分もあります。
呼吸が速くなることで、体内にこもった熱を早く換気して
熱を下げようとします。
夏の体は「体温管理」も重要だと言われています。
冷えすぎると血流が悪くなるだけでなく、
冷え過ぎた体を温めようと、体力を消費しますし
免疫が下がってしまい、「夏かぜ」になってしまった、、、
こうなってしまうと、暑さで消耗している体力が更になくなってしまいます。
そうならない為にも、
体温管理の一つとして、「寒い」と感じていなくても、
自分の肌を触って、冷たくないかを確認するといいでしょう。
思っていたよりも冷えている事がありますよ。
《なぜ、呼吸が関係するの?》
これは、マラソンなど運動をした時に、呼吸が早くなるのは、
酸素をとり込むのが一番の理由ですが、体温を下げ、熱で体が動かなくなるのを
防いでいることにも役立っています。
暑い時期に、呼吸数が増えると体が、精神的に興奮状態によりがちです。
そうなると、理由なしにイライラしたり焦りが出たりと
気分的にも肉体的にも疲れてしまうのです。
例えば、ボクシングや格闘技などを行うと
短時間で、体力を消耗するのは運動量が多いことで体温が上昇するに加え
精神的に興奮状態になって呼吸が速くなっているのが理由です。
「エアコンが効いているから大丈夫」と思っていても、
一歩外に出て暑さを感じると、呼吸数が増え始めます。
それが、日常生活にも影響をしていたのです。
そういった方の多くが、呼吸がしにくい胸になっているので
その解消体操をご紹介します!
【やり方】
- 立った姿勢、もしくは座った姿勢で、肋骨の縁を指で押していきます。
- 次に肩から胸の中心に向かってやや圧をかけながらさすります。(両肩行います。)
- そして、胸の下のところを中心から外に向かって軽くさすります。(両方とも行います)
- 最後に深呼吸をして終わります。
動画:『夏の疲れの原因は、水分不足以外に「〇〇の増加」が関係していた!』
暑い時に、なかなか疲れが取れないという方は、
ぜひこの呼吸にも注意してみてください!