人には、体内リズムがあり、その中で良い、悪いといった体調の波が生まれてきます。
その中でも季節の変わり目は、特に体の変化が分かりやすい時期になります。
この時期に、よく腰痛やぎっくり腰を起こす方も少なくありません。
なぜ、この時期なのかというと、一つは温度変化があります。
季節の変わり目は、気温の変化も激しく体が付いていけないので、体のリズムが崩れやすいのです。
しかし、一番体のリズムを崩しているのが、内臓の働きです。
内臓の働きが変わると、消化を助ける酵素が出にくくなったり、内臓自体の動きが鈍くなり血液の循環が悪くなります。結果、内臓がもっと動こう、働こうとして体力を消耗してしまうので、だるさ、疲れが取れない。などの症状も出てきます。
内臓が無理やり頑張ろうとしていると、背中や腰がゆがむ事があります。
これが、腰痛やぎっくり腰の原因になるだけでなく、更に内臓の動きを悪くして長期間、腰痛が治らないといった不調にも繋がっていくのです。
また、内臓が正常の位置からずれると、お腹からの圧力が弱くなり脊柱管狭窄症になりやすい腰になります。(季節の変わり目は特に注意です!)
季節の変わり目は、内臓の動きを良くするだけでなく、腰痛が出ないように腰の動きを柔らかくしておく必要があります。
動画:季節の変わり目になる腰痛対策法!